杉井光「世界でいちばん透きとおった物語」
読書記録久しぶりだったかもしれませんね。
最近インプットよりアウトプット期間に入っているみたいで、書くほうが止まらず……ついに友人からは書くペースが化物とまで言われてしまいました。
個人的な話で恐縮ですが、インプットとアウトプットは波があるので、たまにこうなります。
本題ですがこの本は、書店で「電子書籍化絶対不可能!?紙の本でしか体験できない感動!」というPOPに惹かれて購入した話題作です。
平積みが数日で薄くなっていたので、今が旬の売れ筋書籍なんだと思います。
そしてこれは、ほんとにネタバレ厳禁の作品なんです!
私も最後まで読んで、「これはやられたわ。ほんとに凄いわ。唯一無二だわ。」って脱帽でしたよ。
ある意味究極の推理小説ですね。
普通の人はどこでこの小説のトリックに気付くだろうか……伏線はいたるところに張られています。
ちなみに実は私、3分の1くらい読んだところで気付いてました。私もちょっと、このお話の主人公みたいなところがあるみたいで……。
それにしてもほんとに凄いわ(大事なことだから2回言います)。
帯にある北村薫さんの、
「 」の謎が解けたとき、完結する透きとおった物語。
って一文がこのお話の全てを物語ってます。
最後に全てわかった時の衝撃を楽しむ新しい本ですね。間違いなく文句なしのベストアイデア賞です。
気になった人、みんな読むべき1冊。