みおこんぼ日和

私の読書記録ブログです♪

伊坂幸太郎「PK」

 

 

新装版出たんだ〜って、本屋さんの平積みを見て気になっていたので、購入。

伊坂幸太郎さんは「砂漠」が1番好きで、前に感想文を投稿したような気がしますが…。「アヒルと鴨のコインロッカー」も好きだし、「死神の精度」は映画まで観に行った思い出。

小西真奈美さんの歌、Sunny Day好きだったなぁ。〈眠るように生きてた いつも孤独だった〉ってところの、メロディーが良き。
あ、話が逸れちゃいました。

PKは、ちょっと「砂漠」を思い出す、伊坂幸太郎さんらしい作品です。微妙な超能力が大活躍するところとか。
一応3部作になっていて、〈PK〉〈超人〉〈密使〉と別々のストーリー…のように見せかけて、実は密接に繋がりのあるお話です。読んでいると「あ、あの話がここにリンクするのか!」と発見を楽しめます。

個人的に、印象に残る台詞が沢山出てきました。「間違いは、それを正すのを拒むまで間違いとならない」とか、大事なことですよね、間違いを認めて正すことは。

あとは「勇気の量を試される」瞬間って、私にもあったなぁ…とか。一々的確に心を刺してくるのが、伊坂幸太郎さんの作品だよなぁと思っています。

新装版の巻末解説は、一読の価値あり。大森望さんの解説には、伊坂幸太郎さんの人柄も滲み出ています。作品の裏側を見たような気持ちになって、良きでした。

伏線を読み解きながら楽しむタイプの本が好きな人に、オススメの1冊。